「転生したら剣でした」剣が主人公!? 新感覚バディ冒険譚

異世界転生ファンタジー

異世界転生ものの中でも異色の設定と魅力的なキャラクターで注目を集める『転生したら剣でした』。

第1巻では、剣に転生した主人公と猫耳少女の出会いが描かれ、読者を新たな冒険へと誘います。

作品の基本情報

項目 内容
タイトル 転生したら剣でした 1
著者 棚架ユウ
イラスト るろお
ジャンル 異世界ファンタジー
出版社 マイクロマガジン社
レーベル GCノベルズ
発売日 2016年7月30日
ページ数 363ページ
ISBN-10 4896375742
ISBN-13 978-4896375749

本作は、異世界に剣として転生した主人公と、彼を手にした猫耳少女フランの冒険を描く物語です。

あらすじ(ネタバレなし)

気がつくと異世界に転生していた主人公。

しかし、その姿は人間ではなく、なんと「剣」だった。

自らを浮かせる能力を使い、魔物を倒しながらスキルを集めていたが、ある日、地面に突き刺さったことで動けなくなってしまう。

途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女・フランが現れる。

彼女は主人公を手に取り、その力で窮地を脱する。フランは主人公を「師匠」と名付け、共に冒険の旅に出ることを決意する。

おすすめポイント

  1. 斬新な設定:主人公が人間ではなく「剣」として転生するユニークな視点が新鮮です。
  2. 魅力的なキャラクター:無口で努力家のフランと、彼女を支える師匠(剣)の関係性が心温まります。
  3. テンポの良いストーリー:冒険と成長がバランスよく描かれ、飽きさせません。
  4. スキル習得の楽しさ:魔物を倒してスキルを得る過程がゲーム的でワクワクします。
  5. バトルシーンの迫力:フランと師匠の連携による戦闘描写が魅力的です。

読後の感想

『転生したら剣でした』第1巻を読んで、まず感じたのはその斬新な設定の面白さです。

主人公が剣として転生するという発想は新しく、物語の展開に新鮮さを与えています。

特に、剣である主人公が自らの意思を持ち、フランと心を通わせていく過程は心温まるものがあります。

フランは無口で感情をあまり表に出さない少女ですが、師匠(剣)とのやり取りの中で見せる素直さや健気さがとても魅力的です。

彼女が強さを求める理由や、過去の背景が少しずつ明かされることで、読者は彼女に深く感情移入できるでしょう。

また、スキル習得やレベルアップといった要素が物語に組み込まれており、ゲーム的な楽しさも味わえます。

師匠がフランにスキルを教え、二人三脚で成長していく様子は、まるで親子のような絆を感じさせます。

戦闘シーンも迫力があり、フランと師匠の連携プレイには思わず手に汗握る場面も。

特に、フランが初めて師匠を手にして戦うシーンは、彼女の覚悟と師匠の頼もしさが伝わってきて胸が熱くなりました。

全体的に、異世界ファンタジーとしての王道を踏みつつも、独自の設定やキャラクターの魅力で読者を引き込む作品です。

フランと師匠の今後の冒険がどう展開していくのか、続巻が楽しみでなりません。

こんな人におすすめ

  • 異世界転生ものが好きな方
  • 斬新な設定のファンタジーを求めている方
  • キャラクター同士の絆や成長物語に心惹かれる方
  • ゲーム的なスキル習得やレベルアップ要素を楽しみたい方

購入先

まとめ

『転生したら剣でした』第1巻は、斬新な設定と魅力的なキャラクター、テンポの良いストーリーが魅力の異世界ファンタジーです。フランと師匠の絆が紡ぐ冒険譚に、ぜひ触れてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました