家族の絆と旅の楽しさを描いた『祖父母をたずねて家出兄弟二人旅~母との別れ、にぎやかな旅路~』。兄弟の心温まる冒険譚が、多くの読者の心を掴んでいます。
作品の基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 祖父母をたずねて家出兄弟二人旅~母との別れ、にぎやかな旅路~ |
著者 | 泉きよらか |
イラスト | 蓮深ふみ |
出版社 | TOブックス |
発売日 | 2024年12月14日 |
ISBN | 9784867943960 |
本作は、TOブックスより2024年12月14日に発売されました。 citeturn0search0
あらすじ(ネタバレなし)
王都郊外で暮らす少年ルイは、父の突然の死により、母が育児放棄に陥るという困難に直面します。幼い弟リュカを守るため、ルイは隣国に住む祖父母のもとへ旅立つ決意をします。道中、初めて目にする名産品や美しい景色にリュカは大喜び。兄として、ルイは弟を楽しませるために奮闘し、旅先で出会う人々との交流を深めていきます。
おすすめポイント
- 兄弟の絆:ルイとリュカの兄弟愛が丁寧に描かれ、心温まるシーンが満載です。
- 旅の描写:各地の風景や名産品が詳細に描かれ、読者も一緒に旅をしている気分になれます。
- 前世の知識の活用:ルイが前世の知識を活かして困難を乗り越える姿が魅力的です。
- 個性的なキャラクター:旅の途中で出会う人々との交流が物語に深みを与えています。
- ほのぼのとした雰囲気:全体を通して穏やかな雰囲気が流れ、癒しを求める読者にぴったりです。
読後の感想
異世界転生モノかぁと思いながら読み始めましたが、穏やかに読み進めることができました。
ルイとリュカの旅路は、家族の絆や成長を感じさせるものでした。
特に、ルイが弟を思いやる姿勢には胸を打たれます。
ルイとリュカ、兄弟ふたりの旅路を見守るうちに、まるで自分も一緒に旅しているような気持ちになりました。
ルイが弟を守り、楽しませようと奮闘する姿はとても健気で、読んでいて自然と応援したくなります。
なかでも印象的だったのは、兄弟そろって“食いしん坊”なところ。
市場で見かけた焼き菓子に目を輝かせたり、地元料理に思わず舌鼓を打ったりと、食事のたびに見せる無邪気な表情が本当に可愛らしくて、何度も笑顔になりました。
リュカの仕草一つ一つにもどきどきしました。
過酷な現実を背負いながらも、そんなささやかな幸せを分かち合う二人の姿がとても温かく、心にじんわりと染み渡ります。
出会いや経験を通じて少しずつ成長していく兄弟の姿には、感動だけでなく癒しもたっぷり。
ページを閉じたあとも「次はどんなごちそうに出会うのかな」と、旅の続きを想像していたくなるような、優しい余韻の残る一冊でした。
食べ物の描写がとてもリアルで、自分も一緒に食べているような気持ちになりました、めちゃくちゃお腹空くぅ…。
こんな人におすすめ
- 家族愛や兄弟の絆をテーマにした物語が好きな方
- 旅を通じた成長物語に興味がある方
- 心温まるエピソードで癒されたい方
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まとめ
『祖父母をたずねて家出兄弟二人旅~母との別れ、にぎやかな旅路~』は、兄弟の絆と旅の魅力が詰まった心温まる物語です。異世界転生者の主人公が色々と頑張るお話ですが、それを差し引いても、暖かい内容だと思います。ぜひ、ルイとリュカの冒険を一緒に楽しんでみてください。
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