「魔法?剣?いえ、“お金”が最強ですわ。」
異世界で8歳の令嬢が選んだのは、戦う力ではなく、稼ぐ力だった——。
『商人令嬢はお金の力で無双する』は、前世の記憶を取り戻した少女が、商才と知恵で人生を切り拓いていく“経済×異世界ファンタジー”。
ただの成り上がりではなく、投資、交渉、領地経営…すべてに「リアルなビジネスセンス」が光る、痛快かつ知的な物語です。
可憐な令嬢が、自らの手で未来を変える姿に、読む手が止まらない!
ビジネス系ラノベや、頭脳派ファンタジーを求めているあなたに、絶対に読んでほしい一冊です。
基本情報
タイトル | 商人令嬢はお金の力で無双する 1巻 |
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著者 | 西崎ありす |
イラスト | フルーツパンチ |
出版社/レーベル | TOブックス |
発売日 | 2024年4月8日 |
ジャンル | 異世界転生・お仕事ファンタジー |
巻数 | 第1巻 |
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あらすじ(ネタバレ控えめ)
侯爵家に引き取られた少女・サラは、伯父一家のいじめに耐えながら静かに暮らしていた。
しかしある日、商社勤務のバリキャリだった前世の記憶を思い出す。
「だったら、稼いで自由になるしかない!」
そう決意した彼女は、領地経営に立ち上がるも、そこは破産寸前の最悪な状態だった――。
8歳の少女が前世の知識とビジネスセンスを武器に、商人として異世界を生き抜く!
読後の感想
「この主人公、たった8歳でこの覚悟か……!」
読了後、まず胸に残ったのはサラの“決断力”と“行動力”の凄まじさです。
ただ記憶を取り戻しただけではなく、それを「今を生きる力」に変えているのが圧巻。
小さな身体に秘めた意志と商才で、大人たちを翻弄する姿は見ていて爽快です。
主人公が孤児になって、引き取られた先でいぢめられて……
前世の記憶を思い出してからの活躍が‼️
と、よくあるパターンなのかと読み進めていくと、
この子、仕事の鬼?
前世の記憶ありきで幼女なら、もっとやることあるでしょ?
そんな事を思いながら読んでしまいました。
特に印象的だったのは、荒れ果てた領地の再建を決意するシーン。
“無双”というより“築き上げる”物語であり、そこに本作の魅力が詰まっています。
まだ、「お金の力」も使ってないし。
また、サラはただ勝ち続けるのではなく、相手の未来や信頼を大切にする姿勢が随所に描かれていて、読後には温かさすら残ります。
ビジネスや経済に焦点を当てた異世界ファンタジーというジャンルながら、感情にも強く訴えてくる1冊でした。
「自分もこんなふうに現実を切り開きたい」と思わせてくれる、力強く前向きな読書体験になること間違いなしです。
田だ、癒し要素はすくなめですけれどもね。
こんな人におすすめ!
- 異世界ファンタジーが好きだけど、戦闘より頭脳戦が見たい
- ビジネス・経済要素がある小説に惹かれる
- 前世の知識で成り上がる展開が好き
- 女性主人公の成長物語を応援したい
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