異世界ファンタジーの新たな風!
赤ん坊が領地再建に挑む物語『赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録1』をご紹介します。
作品の基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録1 |
著者 | そえだ 信 |
イラスト | フェルネモ |
ジャンル | 異世界ファンタジー |
巻数 | 1巻(続刊あり) |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | MFブックス |
発売日 | 2023年9月25日 |
ISBN | 9784046828880 |
本作は、KADOKAWAのMFブックスから刊行されている異世界ファンタジー作品です。
あらすじ(ネタバレなし)
生後6か月の赤ん坊、ルートルフ・ベルシュマンは、ある日突然、大人並みの意識と別世界の記憶を持つようになります。
自分が男爵家の次男であり、領地が飢餓や害獣の被害で困窮していることを知った彼は、兄のウォルフに秘密を打ち明け、共に領地再建に立ち上がります。
二人は不思議な力「加護」と別世界の知識を駆使し、領地の危機に立ち向かっていきます。
おすすめポイント
- ユニークな主人公:赤ん坊ながら大人の知性を持つルートルフの視点が新鮮で、物語に引き込まれます。
- 兄弟の絆:ルートルフと兄ウォルフの協力関係が温かく描かれ、家族愛を感じさせます。
- 知恵と工夫の内政劇:魔法だけでなく、知識と戦略で困難を乗り越える展開が魅力的です。
- 緻密な世界観:領地の状況や社会背景が丁寧に描かれ、物語に深みを与えています。
- 可愛らしいイラスト:フェルネモ氏による挿絵が、キャラクターの魅力を一層引き立てています。
読後の感想
赤ん坊が主人公というユニークな設定ながら、物語は意外にもシリアスで深みがあります。
ルートルフの成長と、兄ウォルフとの兄弟の絆が丁寧に描かれていて、感情移入しやすかったと思います。
また、領地再建の過程での知恵や工夫がリアルに感じられ、読み応えがあります。
周りの大人たちの困惑や戸惑いも面白い要素でした。
こんな人におすすめ
- 異世界ファンタジーが好きな方
- 家族愛や兄弟の絆を描いた作品に興味がある方
- 内政や領地経営など、戦略的な物語を楽しみたい方
購入先・試し読みリンク
まとめ
『赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録1』は、ユニークな設定と緻密なストーリー展開で読者を魅了する異世界ファンタジーです。赤ん坊の視点から描かれる領地再建の物語を、ぜひ一度お楽しみください。
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